2016年11月30日水曜日

タイトルなんてのは、とりわけございません。その30

2016.11.26
後山直大単独公演「縷々として、涙」


御来場頂きました皆さま、Second Rooms、そして一緒に演奏してくれた、
Bassの岡本さん、Saxの今井さん、尺八のいっちい総本舗さん、ありがとうございました。


~セットリスト~

第一部
1.鬼灯
2.俤
3.死んだあなたのいる風景
4.かすみ草
5.何処へ
6.朧月夜(文部省唱歌)
7.戀~糸し糸しと言う心~
8.時鳥


ゲスト

1.時代(中島みゆき)
2.初恋(村下孝蔵)
3.百万本のバラの花(加藤登紀子)
4.LOVE LOVE LOVE(Dreams Come True)


第二部

9.「ショートカットが似合う」そう言われた髪の毛も今日も長いまま汗をかいている
10.切手のないおくりもの
11.未成年
12.声
13.涕
14.君に~0918~
15.夕暮れ公衆電話
16.待家


アンコール

17.縷々として
18.君に吹くそよ風



当日まで、ひた隠しにしてきた”ゲスト”ですが、なかなかの迫力でした。
やっぱりプロは第一声から違いますね。
なんせ僕の唄い方や言葉の置き方などを好いて下さって、
日々ライヴに足を運んで下さる方々には、きっと気に入って頂けると思って
今回はあの方々にゲストとしてステージを任せることにしました。
場内は予想通り歓声が沸いていて、その様を見ていて、僕は嬉しかったです。
これまで6年半ほどライヴをしてきましたが、一番僕を知ってもらえた日になったかなと。

さて僕自身のステージはと云うと、まぁいつも通りの感じで、
手拍子は一切無し。演奏中に喋ってる人も皆無。
嬉しい限りです。これが後山直大らしさなんだと再確認したし、
それを知って集って下さったお客様には、本当に感謝しかないです。
終演後、言葉を交わした方々の中には数名、涙を流して下さった方もいるようで
これが僕が目指してる、ひとつのステージの在り方なんで、
それが音と言葉で伝わってるのなら、まだまだ続ける意味がありそうです。
僕の曲で涙を流すのはだいたい「かすみ草」「涕」「君に~0918~」「待家」の
この4曲なんですが、今回もやはりそうでした。嬉しいなぁ、、、。

1曲目に「鬼灯」と云う曲を唄ったんですが、これはオープニングの様な感覚で作ったもので
少し前のライヴから唄ってはいたんですが、タイトルがつけられずいました。
そんな時、ふと思い出したのが部屋に飾ってある鬼灯でした。
少し前に、お友達のおばあさんにもらったモノなんですが、
僕も曲のタイトルに抜擢されることになるとは思ってなかったし、
捨てなくてよかったなって思いました。曲中では捨てるって言うてるんですがね。。。

そして久しぶりに唄った待家ですが、最後の力を振り絞るように唄いました。
あれで泣いてくれた人がいるので、唄ってよかったなぁ、、、。
「縷々として、涙」と題したアルバムタイトルも、単独公演のタイトルも、
僕の曲や声が在る場所では、涙がすーっと細く長く続くものであって欲しいから。
これからもずっと、そういうステージを守っていこうと思います。
あと、6月末から販売してるアルバムですが、
6回のライブで合計81枚もご購入頂いておりまして、非常に有り難いです。
ライヴでは滅多に演奏しない曲も収録されてるので、是非手に取って頂きたいです。

単独公演から2つ、おすそわけ。





Saxのオサレさ、尺八のかっこよさ、たまらん。。。。


そして年内のライヴは、あと一つだけです。
去年も12月にツーマンライヴをした、同い年の香川裕光とのライヴです。
是非とも、足をお運び頂ければ嬉しいです。宜しくお願い致します。


単独公演を終えて、お疲れ様ということで肉を喰らいに行きました。
極上黒毛和牛おいしかったなぁ。



月に1回は焼肉に行きたいもんです。行けばいいだけですけども。


なんせ前から少し思ってはいたんですが、
ワンマンってものを、いつまでも特別に思ってたらまだまだなんやろなぁと。
ライヴやコンサートなんてのは、一人で当たり前にならないとね。
ブッキングライブに出るのなんてのは、最初の2年くらいでいいと思う。
ブッキングマネージャーやってる僕が言うことじゃないかもしれないけど笑

兎にも角にも、ひたすらありがとうございました。
1年半程空いた単独でしたが、これからはもう少し、
短いスパンで単独をやっていくのが理想です。
是非ともまた足をお運び頂ければ幸いです。